2005年11月08日

5%ルール報告の見方

ニュースや新聞でよく耳にするようになった株式の5%ルール報告、正確には大量保有報告書というらしいですが、株式投資をする方ならとても気になるものだと思います。


この5%ルール報告書はEDINETという金融庁の運営する無料の情報検索サービスで見ることができます。最初は難しく感じるかもしれませんが慣れれば簡単で5分もあれば目的の大量保有報告書を見ることができます(このEDINETは便利なんですがサイトがちょっと重い・・)。

■そもそも大量保有報告書(5%ルール報告)とは何か?
5%ルールとは簡単にいうと大量の株を買ったらそのことを決められた期限内に報告しなさいというものである。詳しく説明すると、ある会社の発行済株式数に占める保有株の割合が単独で5%を越えると「大量保有報告書」の提出義務が生じ、それ以降保有株に±1%以上の変化があった場合には「変更報告書」を提出する義務があります。報告書の提出期限は報告義務が生じた日(約定日)の翌日から5日以内(土日祝除)。提出された当日中にEDINETで報告書を見ることができます。大量保有報告書には株の売買をした人の名前や、売買日と枚数などが記載されています。

なおEDINETで大量保有報告書を探しているとたまに「特例対象株券」という書類を見かける場合があると思います、この特例対象株券とは投資目的で株を保有する機関投資家や投資顧問など国の定めた一部のものが持つ株券に適応されるもので、5%ルールに関する報告書の提出義務が特別に優遇(提出期限が長い)されている。なぜ優遇されているかというと、機関投資家などは頻繁に株の売買をするためいちいち書類を提出していたら大変だからということらしい。ただし保有割合が10%を超えると特例対象株券の対象にならない。

参考
東海財務局による5%ルールの概要←わかりやすい
関東財務局による大量保有報告書の説明←詳しい説明あり

■どうやって大量保有報告書(5%ルール報告書)を見たらいいのか?
ある株式会社の株についての5%ルール報告書を調べる具体的な方法を説明します。実際に自分でやりながら見ていくとよりわかりやすいと思います。
(実際の画像を使って説明したものを追加しました→5%ルール報告の見方(続)

まずEDINETに行く
EDINETはこちら→http://info.edinet.go.jp/EdiHtml/main.htm

トップページの下のほうにある「有価証券報告書等の閲覧」をクリック

「■ Step1- 提出者種別を選択してください」と聞いてくるので「内国会社」のところをチェックする

今度は「■ Step2 - 五十音を選択するか、名称の一部を入力し「検索」ボタンを押してください」と聞いてきますので
下の方にある検索ボックスに調べたい会社名を入れて検索ボタンを押す(名前の一部でも検索可能)

もしくは

50音の表から会社の頭文字を選択してクリック
すると会社名の2文字目のアイウエオ順に従って順に表示されるので目的の会社を探す

目的の会社名が出てきたら会社名部分をクリック

「発行者の提出書類および関連書類」の一覧が出てくると思います。その会社自身が過去に大量保有報告書を出している場合はここに「大量保有報告書」もしくは「変更報告書(大量保有)」等の書類があるはずです、「発行者以外の提出書類および関連書類」の方にチェックをつけかえるとその会社以外の出した大量保有報告書を見ることができます。
(*pdfファイルなので開くのに時間がかかります!)

*画像付きの解説を追加しました→5%ルール報告の見方(続)
posted by ルル at 17:16| ●マーケット情報の見方 | 更新情報をチェックする